今週の広東ローカルニュースを紹介

職業技術大学の開放日

5000人が来校見学

 深セン職業技術大学で6月23日(日)、2024年オープンキャンパスが実施。5000人余りの受験生と保護者がキャンパスを訪れた。また、オンラインでライブ配信も行われ、3万2000人が参加。食堂で無料の昼食が提供され、実習室、図書館、寮など約20箇所の参観場所へ往復送迎バスが手配された。

入試就職室副主任は、今年度の入試政策を説明し、志願者に対策などを伝授。同校は今年初めて広東省以外の山東省、河南省、河北省、湖南省、広西省等から学部生を募る。学部専攻を15に増やし、4つの専門グループを設置して、計555名を募集する。今年新設された学部は集積回路技術、ビッグデータ技術、機械電子技術、新材料応用技術、ソフトウェア工学技術、自動化応用技術、工業デザイン、製薬工程技術、スマートネットワーク連携自動車技術などの9学部。(6月24日)


大鵬新区南澳

スロー都市の称号

 深セン市大鵬新区南澳街道が6月22日(土)、

「Cittaslow(国際慢城連盟)」より、「国際スローシティー」の称号を授与。南澳街道では、今年2月より「国際スローシティー」の創造活動をスタートし、南澳党委員会などが全エリアで観光戦略に取り組んでいた。

スロシティーとは地域の農産物や生活、歴史、文化、自然環境などを大切にした個性や多様性を尊重した街づくりを行っているエリアのこと。大鵬新区南澳街道では海浜宿泊施設、屋外スポーツ、天体観測キャンプ、森林リラクゼーション、レジャー・リゾートなどの産業を整備し、わずか4カ月で国際スローシティーの称号を授与される運びとなった。(6月24日)


電動バイクの駐車充電問題

潜在課題への対応求む

 広州市天河区消防安全委員会は今年3月、「電動バイクの違法駐車充電法律責任通告」を発表。違法駐車と違法充電に明確な罰則を設けた。しかし、広州日報の取材によると、牛利岡社区付近では依然違法行為が止まらないという。

 牛利岡社区および園周辺地区では、電動バイクが階段に乱雑に停車され、非常出口の安全性に問題がある。また牛利岡老人院の電気室前は多くの電動バイクで門が塞がれていた。同社区の住民は電動バイクのルール違反を重視しており、規則の徹底と安全秩序のある住環境を取り戻したいという。(6月24日)


今年の暑運

昨年より利用者増

 広鉄グループは最近、今年の「暑運(夏休みの帰省や旅行に伴う輸送体制)」は7月1日(月)~8月31日(土)までの合計61日間であると発表。同グループは暑運期間、管轄内の列車を利用する人数を前年比5%増の1億2700万人になると予想。1日平均の利用者数は204万8000人に達する見込みだという。

同グループ旅客輸送部の担当者は「暑運期間の主な利用者は学生と旅行者になり、ビジネスマンの利用はそこまで主流にはなりません。また春節ほど利用者が集中せず、混雑度はバランスが取れています。北京、上海、広州、成都などの大都市行きの列車が人気となるでしょう。」と話していた。(6月25日)


観瀾湖でライトショー

来訪者を魅了

 深セン市龍華新区にある観光スポット・観瀾湖で「2024年観瀾湖芸術灯火祭」が開幕。同灯火祭は10月7日まで開催されていて、多くの来訪者は同スポット内はライトアップされ、様々な光と影の共演を楽しむことができるという。

関係者の話によると、今回の灯火祭のテーマは「ロマンチックな光と影の旅」。何万個ものLEDビーズが広大な星空を作る「星空博物館」に神龍が雲を突き抜ける様子を表した「神龍雲穿越」、レトロなネオンが輝く「港風網紅街」のようなオリジナル展示が20カ所以上で開催。来訪者はまるでおとぎ話の世界に来たような感覚になることができるという。(6月26日)

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