ゲンコツのみを12時間かけて煮込み、
深みのあるマイルドな味に仕上げた「のり豚骨ラーメン」
〝硬派〟な一品料理
正佳広場裏の1号店が、6年目を迎える「飲み喰い処 善」。
珠江新城にできた2号店も、平日昼から賑わう人気ぶりだ。
障子風の引き戸を開ければ、1階にカウンター、
2階に座敷席と、和風を前面に押し出した造り。
メニューも、日本直輸入の「イカ塩辛冷豆腐」(29元)や、
「するめ天ぷら」(32元)など硬派なものばかり。
珍しい「黒にんにく」(22元)は、3カ月間発酵させた馥郁たる香りと、
まったりとした独特の食感が好評だ。
ランチには、自慢の「ねぎチャーシュー丼」(40元)に
「のり豚骨ラーメン」(42元)が、各29元で味わえる。
情熱が生み出す味
同店のラーメンは、本場博多の味と評判。
それも納得の濃厚なスープは、下準備に半日以上かけるという情熱の結晶だ。
また、地鶏の煮玉子と、
高級ブランドの〝壹号土猪〟を使ったチャーシューにも注目したい。
食い気より飲み気という飲兵衛さんには、
自家製の「果実酒」(30元)や、「ヱビスビール」(38元)がオススメ。
「焼酎」なら、コクのある「黒海童」(720㍉)や
「うまいものはうまい」(900㍉)など、人気の5種が全て390元で楽しめる。
今夜は飲んでよし、食ってよしの「善」でキマリだ。
☞info
住所: 広州市天河区珠江新城華訊街2号103店舗
TEL: 020-6620-6695
TEL: 137-1904-6542
営業時間: 11時~14時、18時~翌2時
席: 31席、1階カウンター、2階座敷席
予算: 昼30元、夜100元
~広東ジャピオン2013年3月18日号