シナモンの老化防止で美肌作り
世界4大スパイスの1つ「シナモン」。
シナモンは、料理の引き立て役としてだけでなく、
老化防止の妙薬としても注目されている。
中医学でシナモンは、身体に陽気(熱)を与え、
血行を良くするための生薬で、
冷え性の改善や、冷えからくる肩こり、
胃痛、生理痛などの解消に用いられる。
さらに、美肌作りに重要な毛細血管を活性化させてくれるので、
シミ・シワの予防・改善にも最適。
つまり、老化防止効果も期待できるというわけだ。
取り入れるなら、「シナモントースト」がオススメ。
作り方は、食パンにバターを塗り、砂糖を少々まぶして、
シナモンを2、3回ふり、トーストすれば完成だ。
シナモンには、甘い香りで砂糖の物足りなさを補う、減糖効果もあるため、
ダイエットにも最適といえる。
このほか、好きな紅茶にシナモンをひとふりして、
毎日飲むだけでもOK。
ちなみに1日の目安摂取量は6㌘だ。
また中国人の中には、毎日、朝食前と就寝前に
蜂蜜大さじ1とシナモン小さじ1をお湯に溶いて飲む人も。
これには、脂肪の蓄積を妨げる効果もあると言われている。
ただしシナモンは、熱性の食べ物なので、
汗をかきやすい人や、妊娠中の人は控えめに。
老化が気になり出す前に、シナモンの老化防止効果を試してみよう。
~広東ジャピオン2012年12月10日号