水滸巡礼
水滸巡礼~108の足跡~王英(おうえい) 第12回
女剣士に一目惚れ夫婦で戦場を駆け巡る王英は、清風山なる山塞で暮らす山賊の一員。槍の腕は立つが、相当な女好きで知られ、身長は5尺(約160㌢)にも満たず、…
水滸巡礼~108の足跡~燕青(えんせい) 第11回
多芸多才の美男子最後まで義を尽くす燕青は、伊達男を意味する「浪子」なるあだ名をもち、細身で色白の美男子であった。射撃用の武器「弩(ど)」の名手で、拳法の…
水滸巡礼~108の足跡~林冲(りんちゅう) 第10回
梁山泊に豹子頭あり比類なき武をもつ猛将林冲は、もと東京開封府(河南省開封市)近衛軍の武術師範。槍棒術で彼の右に出る者はなく、約4㍍以上もある「蛇矛(だぼ…
水滸巡礼~108の足跡~馬麟(ばりん) 第9回
梁山泊に鳴り響く笛二刀流で戦場を彩る馬麟は、欧鵬(おうほう)率いる山賊、黄門山3番目の頭領。欧鵬が宋江に出会い、梁山泊に加わることを決意すると、彼に従い…
水滸巡礼~108の足跡~阮小二(げんしょうじ) 第8回
3兄弟の頼れる長兄漁師から水軍の英傑に阮小二は梁山泊にほど近い石碣村(せっけつそん)の漁師で、弟の阮小五(げんしょうご)、阮小七(げんしょうしち)を合わせた3兄…
水滸巡礼~108の足跡~孫二娘(そんじじょう) 第7回
人肉マントウを売る女武松も認めたその豪胆さ孫二娘は、夫とともに居酒屋を営んでいた。しかし、ただの居酒屋ではない。客として来店した旅人を殺して金品を奪い、…
水滸巡礼~108の足跡~魯智深(ろちしん) 第6回
義に厚い入れ墨坊主柳の木を素手で引き抜く魯智深は、本名を魯達という。物語では、身長が2㍍近くある巨漢で、粗野な性格ではあるものの、曲がったことを嫌い、弱…
水滸巡礼~108の足跡~欧鵬(おうほう) 第5回
梁山泊にはばたく山賊最後まで前線で戦う欧鵬は、黄門山に拠を構える山賊の長として、仲間の蒋敬(しょうけい)らと共に、500人もの荒くれ者たちを束ねた。長身…
水滸巡礼~108の足跡~蒋敬(しょうけい) 第4回
武術と算術を併せ持つ梁山泊の会計管理専門蒋敬は梁山泊に入山する前は、黄門山と呼ばれる山賊の一味であった。元は書生として学問の道を進んでいたが、官吏採用試…
水滸巡礼~108の足跡~武松(ぶしょう) 第2回
頼るは己の拳のみ素手で虎を退治した漢武松は、深い傷を負う運命を持つ、天傷星の生まれ変わりである。作中では片腕を失くすが、拳法を頼りに華々しく活躍。鋭い目…