天然的生活 第81回 ~胡椒(コショウ)

284tennen

 

コショウで身体ポカポカ

 

料理に欠かせないスパイスとして、世界中で重宝されているコショウ。

原産はインドのマラバル地方で、黒や白、緑のものなどがあるが、

元は同じ果実で、収穫時期や処理の仕方により種別される。

 

コショウは、防腐・保存効果に優れ、ヨーロッパの大航海時代には、

航海の必需品として高値で取引された。

この防腐効果は、コショウのピリッとした辛さの元になる成分

「ピペリン」によるもので、食欲を増進させる作用もあるという。

ピペリンにはほかにも、エネルギーの代謝を高め、

身体を温める働きが認められており、

中国医学では、冷えによる腹痛や胃痛、

嘔吐・下痢の症状がある人に処方される。

 

冷えから来る腹痛には、コショウの煎じ汁がオススメだ。

作り方は、まず生姜30㌘をアルミホイルで包み、

数分蒸し焼きにした後、薄切りにする。

これにコショウ1㌘と水400㍉リットルを加え、

水が半分になるまで煎じたら完成。

飲むと身体の中から温まり、痛みの緩和が期待できる。

ただし、効果が強いので、喉が乾きやすい人や、

汗をかく人は注意が必要だ。

 

師走に入り本格的に冷え込む日も出てきた。

そんな時は、コショウを利用して身体を温めよう。

 

~広東ジャピオン2013年12月2日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP