便秘知らずダイエット
日本人には馴染み深く、
この季節は鍋の具材として大活躍のコンニャク。
中国でも、四川料理によく登場する。
コンニャクは、カロリーが低く、ダイエット向きの食品として有名だ。
それもそのはず、約97%が水で構成され、
100㌘中のエネルギー含有量は約5㌔カロリーと、ごく微量。
そして、コンニャクに含まれる成分の1つである「グルコマンナン」は、
人の消化酵素では消化することができず、
胃の中で水を吸って膨張し、満腹感を与える。
また、この未消化部分は腸を移動する際に刺激を与え、便通を促すため、
ダイエット中、便秘になりやすい人には最適な食材と言える。
さらには、皮膚のバリア機能も高め、
保湿や美白作用を持つ美容成分セラミドも比較的多く含むので、
美肌効果も期待できる。
ただし、コンニャクのみを大量に食べ過ぎると、
逆に便秘になったり、お腹に張りを感じる人もいるので、
注意が必要だ。
小腹が空いた時には、コンニャクを焼いて、醤油を塗り、
のりを巻くだけの磯辺焼きがオススメ。
また、生姜やニンニクを加えてもおいしいので、試してみては。
女性に嬉しい効能を多く持つコンニャク。
食生活に上手に取り入れて、健康的にキレイになろう。
~広東ジャピオン2013年11月4日号